ネガティブな日々

私の仕事は接客業で、多分一般企業の年間休日とかが120日とかある会社からしたら、ブラックなのだろうなと思う。

そんな事、最初から分かっていたはずで。

ずっと周りと自分の色々を比べながらも、楽しさややりがいだったりが勝っていたのか、何とか仕事をこなしてこられていた。

一人暮らしを始めたり、転職をしたりで、お金だったり時間だったりへの余裕が全く無くなって数年、騙し騙し過ごしていた物が、プツンと糸が切れたかのよう、というよく聞く言葉の通り、何もかもがどうでもよくなってきた。

でも仕事にはい行かないと生きてはいけないので、本当だったらお風呂なんかもどうでも良いし、服装も着ていれば何でも良いけど、一応外出は出来る程度の身なりを保つ努力はしないといけない。

別に生きる事に執着はないのだけれど、そればかりはどうしたものか。

昔何度かトライした事はあるけれど、タイミングだったり色々な問題で、生きることを辞めさせてもらうことは出来なかったから、もう仕方ないのだと思うようにして生きてきた。

最近はそこまでそんな事も考えることも少なくなっていたのだけれど、今年に入って位からじわじわと身体と精神が蝕まれて。

こんな事を考えている自分に気付いた時に、もう結構疲れてしまっているのかもしれないと思った。

接客業なのでお客様との会話は勿論大切なのだが、たまに会話が聞こえていなかったり、同じ質問を何度か繰り返していたり、いつも来てくださっている親しいお客様とだと、話している内に涙が出てきてしまう事もある。

新しいお客様との会話に至っては、初対面の人が怖かったり、会話を広げることが出来なかったり。

興味が無い訳では無いのだけれど、いつも出来ていた質問だったり、会話が出来ない。

どうやっていたのかが分からなくなってしまった。

そして、致命的だと思ったのが技術に対する満足感が無くなってしまった事。

今までだったら自信を持ってアドバイスも出来たし、自分の作品にきちんと自信を持てていたはずなのだけれど、それがなくなった。

その事にここ1、2週間で気が付いて、もう私の身体なのか心なのかは駄目になっているんだと思った。

そんな中でも、まだ携帯も見れている、歩けている、食べられている、笑えている、と出来る事があるから、10年以上前のもっと酷い時を経験している身としては、まだいける、まだ動けるとずっと思っているし、思っていたのかもしれない。

きっと今ちょっと何かが起きたら、すっとそっち側にいってしまいそうな気もして。

お金だったり仕事だったりを何も気にせずに、半年位ずっと眠っていたい。

接客業だとそういう仕事の話も聞いたりする事もあって、そんな時は休めるなら休む時間も大切ですよ、とか言うくせに自分の事になると中々そうもいかない物で。

生きていくって本当に難しいし、普通に生活出来ているだけで凄い事なんだとしみじみする日々。

少し前に1年ぶり位に3連休をとってリフレッシュ旅行に行ってきて、そのリフレッシュされた気持ちは1週間も持たずに消えてしまったけれど、とても楽しかったのでその時の事も近々書けたら。

こうやって文字にして、何となくほんの少しだけどすっきりしたような。

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