京都、奈良 その3

京都駅に着いて、駅を見渡し京都タワーの写真も撮ったし、ロッカーに荷物も入れたし、いざ!1箇所目の目的地へ!

と、バスの列!!!

まだ朝の9時前なのにもう凄い!

噂には聞いていたけれど、こんなにか!という並び具合。

最後尾がどこだかも、どれがどの列なのかももはやもう分からなくて、列の整備をしているおじさまにここまで行くにはどこに並んだら良いですか?と聞き、そのうねうねの列の最後尾に並ぶ。

これ、あと2台来ても私乗れなくない?

折角早く着いたけど仕方ないかーと携帯ゲームを始めようとしたら、先程のおじさまが駆け足でこちらに近付いて来て、君はこっちでも行けるよ!!と。

毎日何十回どころではない数の質問をされているはずなのに、優しすぎて、そして有難過ぎて泣けそうだった。

まだ9時なのにあの灼熱の中、何分並ぶか分からないという状況に、着いて早々心が折れかけて、幸先悪いなーなんてネガティブ思考の私は直ぐそっちに結び付けてしまいそうになっていた。

私もちょっと駆け足でおじさまにお礼を言ってバスに乗り込む。

バスの乗り方も地域によって違うっけなとか、びくびくしながら乗り込んだけど別に都内と変わりは無かった。

皆が座れてもまだ座席が残っている位でこっちのバスは全然混んでいない。

そして、三十三間堂で修学旅行生らしき学生さんグループだったり、少なかった乗客も殆どの人がバスを降りた。

私はその2個くらい先のバス停であろうか。

窓の外を眺めて、京都に来ると毎回来ていた京都国立博物館や、久しぶりな景色に懐かしいような、前回来た時は冬だったけなーとか色々思い出しながらバスの時間も楽しんだ。

バス停を下車して、ほんの2、3分歩いた所にある、智積院。

今回の1箇所目の目的地に到着。

ここに来るのも6年?7年?ぶり位だろうか。

足元に小さい桔梗かな?があって、可愛い。

普段だときっとあっても目に付かないだろう植物たちも、少し心に余裕があるからだろうか、気付く事が出来る。

チケットを購入して中へ!

この入口の雰囲気も凄く好き。

何か深呼吸したくなる。

中へ。

本当にどこを撮っても絵になる。

時おりすれ違う人に、こんにちはーと声を掛けられながら砂利道を進む。

左側で靴を脱いで下駄箱に入れて、ここからは建物の中へ。

普段畳の上を歩く事なんて最近めっきり無くなったので、足の裏が心地よい。

まだ少し早いからか、人もあまり居ない。

つい、ごろんと寝転んでしまいたくなってしまいそう。

続く

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